08/28 堺市
K. 如才 と 大阪府堺市 に行った。 前回の 造幣局 は思いのほかつまらなかった。大阪には あの火力発電所 のようなエキサイティングな場所は無いのかと探したところ、 大阪ベイエリア・堺次世代エネルギーパーク という、再生可能エネルギー関連施設が集まっている場所を見つけたので、そのうちの1施設にK. 如才と行くことにした。 いつもは、如才が場所を見つけて予約等の面倒な作業をしてくれるのだが、今回は僕が見つけたので僕が予約をした。もともとは隣接する2施設の見学をする予定であったが、予約の電話をするのが面倒だった(*1)のでだらだらしていたら、片方の施設は予約するのが遅かったせいで行けなくなってしまった。 (*1) ちょうど夏季休業の時期であったため電話が通じなかった、というのもある。 1施設しか行けなくなってしまったため、午前中は 古墳群 を見に行くことにした。古墳群を見に行こうと思ったのは地図を見て目に入ったからである。調べてみると古墳群は僕が知らない間に 世界文化遺産に登録 されていたので、観光客が多かったら嫌だなと思っていたが、行ってみるとそんなことは無く、人もいなければ土産物屋もない、非常に良い保存状態であった。あの状態を維持してほしい。肝心の古墳は、大きいというより広いという表現が正しく、それを巨大な墓だと認識するのは難しかった。 午後はバイオエタノール工場の見学に行った。回収した木くずを使って発電したり、エタノールを作ったり、固形燃料を作ったりしているらしい。廃棄物として受け入れた木くずからバイオエタノールを生産しているという点で、珍しい施設なのであるが、バイオエタノールそのものがあまり売れていないらしく、やめた方が利益が出るが諸々の理由から仕方なくバイオエタノールの生産を続けているということであった。僕らは最寄りのバス停から工場まで3.8 km歩いたのだが、案内してくれた方は、勤務しはじめた最初の一週間くらい、最寄り駅から片道6.5 kmを走って通勤していたと言っていて、よう一週間も続いたなと思った。 今回の工場見学は、あの火力発電所ほどのエキサイティングさは無かったが、内容に深さがあったので良かった。バイオエタノールは一時期よく名前を聞いた気がするが、現状は厳しいようだ。 おまけ(こ