院試と今後について

 

院試の結果が出たら気が変わって今考えていることを忘れ去ってしまいそうだから記録しておく。

8月下旬に総研大の院試を受けたのだが、手応えは非常に悪く、落ちただろうと思っている。院試は絶対合格するつもりで1つしか受けず、過去問を解いて合格ラインには達しているだろうと思っていたが、自分の実力と要求されているレベルを見誤っていたようである。

院試に対する緊張感が足りていなかった。院試は学部入試ほど落ちるものでもないし、問題を見れば大したことを期待されているわけではないとわかる。院試で合格点を取るよりも、志望理由書を書き、出願書類を揃え、期限内に提出するほうが難しい。実際のところ、僕は真面目に勉強してきたわけではなかったから、はじめは問題が解けず緊張感を持って勉強していたが、試験1週間前には受かるだろうと高をくくっていた。試験前日は翌日の試験より翌月のクレカの引き落としのほうが心配だった。とはいえ、4時くらいまで寝られなかったので 本当は心配で緊張していたのだろう。試験会場は遠めだったので5時に起きて6時には出発した。ここで起きれたことで全ての力を使い果たしてしまったのかもしれない。

結果、試験で痛い目にあうことになった。面接は思い出すと笑ってしまうくらい(笑えない)緊張して何も頭が働かなったので、記憶で答えられる限り答えたが、面接で問われているのは思考力である。

終わってしまったものはどうしようもないので、今後について考えなければならない。試験を受ける前は、落ちたら来年夏にもう一度受験して 秋から日本一周しようと考えていたが、年金を払わなければいけなかったり、来年僕の住む場所がなかったりで、いろいろと面倒臭そうである。この歳で1年間の空白期間ができたら それは日本一周には格好の機会で、ここを逃すと次にいつそういった機会があるかわからないのだが、現実的に考えて難しそうだ。ロックに生きたいと思っているのに、いざ判断を迫られると世間体を気にしてしまう。次の機会があればいいが、次の機会があるとしたらそのときは院試不合格以上の事態になってしまっているだろう。

そういうわけで、阪大の2次募集への出願を検討している。学科によって2次募集はあったりなかったりするようだが、幸運なことに志望する研究内容をやっているところが2次募集をしている。それにしても、もう一度研究室訪問をして先生とお話をして出願をして試験を受けるというのは面倒である。この試験で得た教訓の1つは、進路に関わる試験に落ちると後々面倒なことになる、ということだ。

大学院選びで僕が判断基準にしているのは、志望する研究内容を扱う研究室があること、大学院近辺の家賃が安いこと、学生への経済支援制度があること、の3つ。初めは京大も考えていたが、経済支援制度を見つけられず奨学金返還免除の競争が厳しそうだったのでやめた。京大の院試は他校と比べて難しいので、とりあえず出願しておけば緊張感を保ち続けられたかもしれない。

僕は落ちたと確信したので周りに落ちたと言ってしまったのだが、万が一にも受かってしまったら不合格詐欺をしたことになってしまうのが心配だ。あと、院試落ちはネタとしておいしい。人生をネタに振る決心をしていなかったら博士課程まで進もうだなんて考えない。

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