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2月, 2019の投稿を表示しています

2月の終わりに

  気が付けばもう2月も終わりだ。 なんとなく毎月少なくとも2回くらいは更新しようと思いながらブログをやっているが、ペースが落ちてきている感じがする。別に無理して更新する必要はないのだが一度途切れてしまったらもう再開することはないだろうからできるだけ書こうと思っている。なんとなく始めたブログであるが、文章を書くと思考が整理されるので思ったことは書ける範囲で書きたいし、1か月に2回くらいはそういう時間が欲しい。この投稿はこんな感じで思ったままに書いていこう。 思ったままにとりあえず書く、というのは最近メールを打つ時に気を付けていることである。以前、 文字によるコミュニケーション でメールが苦手みたいなことを書いたわけだが、ざっくり言うとメールの嫌なところは相手がそこにいないが故に表現に必要以上に気を使ってしまいがちになるところだ。しかし、実際のところ他人からのメールに誤字脱字や読みにくい表現が見られることはよくあるし、それで困ることもない。わからなかったら聞き返せばよいしとりあえず連絡を取り合うというところが重要なので、思ったままにとりあえず書くように気を付けている。 とはいえ、思ったことをとりあえず書くというのも簡単ではない。伝えたいことは頭の中にあるのに、いざ画面に向かうと文字が出てこないということはよくある。メールを打つ時もそうだし今もそうだ。会話であれば近い表現をとりあえず出して会話の中で徐々に真意に近づけていけばいいが、文章は難しい。言葉でうまく表せないのは自分の中で理解、整理できていないということなのだろう。先に文章を書くと思考が整理されると書いたが、より正確に言えば文章を書くという目的を設定することによって思考を整理せざるを得なくさせ、その結果として文章が書けているということだろう。 また文章を書くのが苦手みたいな話になってしまったので話を変えよう。 ブログの更新が遅れがちなのは頭の中が整理できていないだけではなく、これといったネタがなかったということも理由の一つである。最近は転居先が決まったり、裁判員裁判の傍聴に行ったり、横浜に行って火力発電所の見学をしたりとネタになることはいくつかあるが、あえて今回はそういったネタを使わなかった。最近の投稿には投稿ペースを落とさないためにあったことを書いてその感想を一文

卒業研究

  卒研発表と卒研報告書の提出を終えた。 卒研では新しいモデル設定のもとで相分離現象のシミュレーションを行い、これまでの報告にない新しい結果が得られた。新規の結果が出たので卒論とは別に論文も出す。9月にプログラミング初心者だった状況から始めて半年で新規性のある結果が得られたので卒研はうまく行ったなあと思う。うまく行った要因として次の3つが挙げられる。 1.C言語の勉強のつもりで、簡単な問題をすることにした 卒研を始めた頃はプログラミングの経験がほとんど無かったが、いずれ必要になる能力なのでその勉強のつもりで卒研をやっていた。また、卒研のテーマとして半年以内に終わりそうな簡単な問題と半年では終わらないかもしれない少し難しめの問題の2つを指導教員から提示されたが、無理せず簡単な問題をやることにしたのが良かった。結局、成果が出たので検証と考察のために半年たってもまだ研究を続けることになったが。 2. 指導教員が自分にあっていた 指導教員は放任主義の人で、僕の進捗状況には一切口出しせず、研究室に時間を拘束されることもなかった。僕は怠惰な人なのでサボって駄目になってしまうのではないかと心配していたが、研究は楽しいので自分で進めていけたし、報告に行くといい調子ですねと先生に言ってもらえるので頑張れた。 3. 計算機環境があった 半年で成果を挙げられたのは、自宅に結果を出せる計算機環境があり、それを有効に使えるようにプログラムの並列化など高速化への努力をしたからだと思う。並列化をした動機は、4コア8スレッドのノートPCと6コア12スレッドのデスクトップPCを持っておりこれを有効活用したいと思ったことである。やることの方針は与えられていて、自分で勝手にやれることは高速化しかなかったのでここは工夫したりして頑張った。今は研究室の計算機を使わせてもらっているので、もっといい計算機環境になっている。 修士での研究も頑張ります。