卒業研究
卒研発表と卒研報告書の提出を終えた。
卒研では新しいモデル設定のもとで相分離現象のシミュレーションを行い、これまでの報告にない新しい結果が得られた。新規の結果が出たので卒論とは別に論文も出す。9月にプログラミング初心者だった状況から始めて半年で新規性のある結果が得られたので卒研はうまく行ったなあと思う。うまく行った要因として次の3つが挙げられる。
1.C言語の勉強のつもりで、簡単な問題をすることにした
卒研を始めた頃はプログラミングの経験がほとんど無かったが、いずれ必要になる能力なのでその勉強のつもりで卒研をやっていた。また、卒研のテーマとして半年以内に終わりそうな簡単な問題と半年では終わらないかもしれない少し難しめの問題の2つを指導教員から提示されたが、無理せず簡単な問題をやることにしたのが良かった。結局、成果が出たので検証と考察のために半年たってもまだ研究を続けることになったが。
2. 指導教員が自分にあっていた
指導教員は放任主義の人で、僕の進捗状況には一切口出しせず、研究室に時間を拘束されることもなかった。僕は怠惰な人なのでサボって駄目になってしまうのではないかと心配していたが、研究は楽しいので自分で進めていけたし、報告に行くといい調子ですねと先生に言ってもらえるので頑張れた。
3. 計算機環境があった
半年で成果を挙げられたのは、自宅に結果を出せる計算機環境があり、それを有効に使えるようにプログラムの並列化など高速化への努力をしたからだと思う。並列化をした動機は、4コア8スレッドのノートPCと6コア12スレッドのデスクトップPCを持っておりこれを有効活用したいと思ったことである。やることの方針は与えられていて、自分で勝手にやれることは高速化しかなかったのでここは工夫したりして頑張った。今は研究室の計算機を使わせてもらっているので、もっといい計算機環境になっている。
修士での研究も頑張ります。
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