引っ越し

 

東京から大阪に引っ越した。

転入届を役所に出してきて、引っ越し周りの8割くらいが終わった。あとは部屋を片付けていろいろなサービスの住所変更をしてベッドが届くのとインターネット回線が来るのを待つだけだ。学部2年から3年に上がるときに引っ越しをしたが、今回の引っ越しは時間に余裕がある時期で都内間の短距離引っ越しだった前回とは違い、卒研の時期で長距離の引っ越しだったためいろいろと苦労した。前回の引っ越しでの流れを参考にしようと記憶を遡っても不明瞭な点が多く困ったので、今回のことはここに記録する。

物件探しから退去まで

引っ越しをすることが確定したのは合格発表があった11月の上旬頃だが、この時点ではまだ引っ越しに向けて動いてはいなかった。正月に帰省したときに親から早めに物件を決めるように言われたので、物件探しで見ることリストとしてお部屋探しを書いた。この記事を書いた後、友人から物件情報をもらったのでそれでひとまず安心して引っ越しのことは放置して卒研をやっていた。東京のアパートの契約満了日が3/8だったが、1ヶ月前の時点では引越し先候補の物件が1つあるだけの状態であった。以下のツイートが当時の心境である。

引っ越しめちゃくちゃ面倒くさいけど、1ヶ月後には終わっているはずなので、今後1ヶ月の自分が如何にしてこの面倒くささを乗り切っていくのか楽しみでもある。

— おく (@pmahthyemsatics) February 10, 2019

この頃卒研が一段落ついたので他の物件も探して内見に行き、引越し先を今のアパートに決めた。引越し先には小さい冷蔵庫が付いていたため冷蔵庫は不要と判断し、前のアパートでは洗濯機がベランダにあってぼろぼろになっていたため処分することにしたので、大型の家電を運ぶ必要が無かった。そのため、引越し業者に頼まず荷物は全部ダンボールに詰めて宅配業者を使って引っ越しをすることにした。家には十分なダンボールがなく、宅配業者を使う都合上できるだけ都合の良いサイズのダンボールが欲しかったので通販でダンボールを買うことにしたが、本棚や机を含めて全ての荷物を梱包するには1万円程度必要であることが判明した。やはり引越し業者に頼もうかと思い直して問い合わせしたところ空きの便がありませんと断られてしまい、この時初めて引っ越しシーズンであることを認識した。仕方がないのでやはり宅配業者を使うことにしてダンボールを買った。

区の粗大ごみ回収に申し込みしようとしたがなんと3/8までに回収に来れる日が無いらしかった。仕方がないので不用品回収業者に処分を依頼した。解約日の10日前、ダンボールが届いた。この時期の日記を見ると、「今日はコードのデバッグをした。明日荷造りする」、「プログラムは動くようになったが結果が怪しい。明日は絶対荷造りする」、「バグを見つけた。修正したらそれらしい結果を返すようになった。そろそろ荷造りしないとまずい」と書いてある。引っ越しをする週になると続々とごみの最後の回収日がやってくるので、それに間に合わせるように部屋を片付け荷造りをした。しかし荷造り作業というのはやる気の起きないもので、だらだらと徹夜で作業をし、きりがついたら床で寝るというサイクルになっていた。この時点ではまだ荷造りが完了していないため箱の総数がいくつになるか分からず、宅配に集荷依頼はしていなかった。

3/8 午前5:30ごろ、荷造りが終わった。7時までに依頼すれば午前中の集荷であることは把握していたのでさっさと集荷依頼を済ませた。この日は燃えるゴミの日だったのでカーペットやいらない布団も小さく切って燃えるゴミにしてやろうと思っていたが燃えるゴミとして認められる大きさに切り分けるのは非常に手間が掛かりそうだった。ゴミ分別のマニュアルを見ると5袋以上のゴミを出す場合は事前に申請が必要で有料です、と書いてあったが、その時点で5袋以上ゴミを出していたしカーペット等を切り分けて袋に入れたら確実に10袋は超えるだろうと思った。ゴミを処分しきれない。頑張ればいけるかもしれないがルール違反だし、疲れる。ゴミ処理業者を呼んで金で解決した。

午後4:00ごろ、すべての作業が完了した。翌日鍵を受け取る予定だったのでこの日のうちに新幹線で大阪に行き友人宅に泊まった。

反省

ゴミの処分が高くついてしまった。引っ越しにかかった大体の費用は、ダンボール1万円、配送4万円、ゴミ処理5万円だった。ゴミ処理業者は即日で来てどうしようもないゴミを処分してくれてるので、高いとはいえ払わざるを得ない。荷造りをした結果ゴミが増えることもあるが、数量の変更には対応してもらえると思われるので特に引っ越しシーズンでは引っ越しの日付が決まったら早めに粗大ゴミの予約をすべきだろう。荷造りには結局5日を要したが、作業効率が非常に悪く今後の引っ越しにおいても改善することは無いと思われる。引っ越し業者に荷造りまで頼んでしまうのが良いのかもしれない。そのためにも引っ越し先は早めに決めよう。

とはいえ、引っ越しできたので万事OKである。なんだかんだで面倒な作業を乗り切れた。荷造りが全然進まなくても期日には間に合わせるし、ゴミは処分出来なくても金で解決できる。