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風邪

  風邪をひいてしまったようで、鼻水が出て咳が出てのどが痛くて熱っぽさがある。 月曜日と火曜日は珍しく街中に出かけた。そのどこかで風邪を貰ってしまったのだろう。来週月曜のゼミの担当になっているので準備をしなければならないのだが、大学では勉強と研究をして家ではだらだら休むという切り分けをしているので、家では集中してゼミの準備をするのが難しい。薬局に行ってよく効きそうなキラキラした箱の薬を買ってきて飲んだので、早く良くなって欲しい。 秋学期が始まって3週間ほどたった。夏休みの間は自由に使えていた時間がゼミや授業で潰されて憂鬱ささえ感じていたが、今ではだいぶ慣れてきた。とはいえ、もとからゼミというものがあまり好きではないので、ゼミの準備をしたりゼミに出席するのに時間を食われるのは嫌だなあと思っている。読みたい教科書や論文があって、それについて議論するために主体的にやるならいいが、成績評価のためにやるゼミは自分の担当分しか真面目に読まないし、その内容さえちゃんと覚えられている気がしないので、やる意味がどれだけあるのだろうかと考えてしまう。それでも、僕はこの世の全てのことに意味があり全てのことに意味は無いと思っているので、とりあえず出席して担当回は準備して発表しとけばいいやという気持ちでゼミに参加している。 僕が研究している宇宙物理学も、そんな意味があって意味のないものの代表例の一つだと思う。宇宙物理に限らず、基礎科学はその成果が応用されるまでの時間間隔が長い、あるいは現在では応用先が無いといったことから、工学系の研究と比べて意味がないと言われがちであり、特に宇宙物理学は、例えば銀河形成の物理が分かったところでそれを日常生活に応用することは無いだろうから、最も役に立たない研究分野の一つだろう。だけども、未知のことを理解して知の領域を広げようという試みは、人類が文明を開化させてそれを発展させていくための基礎であり、自然科学にせよ人文科学にせよ、科学をするという人間活動はこの文明の中で欠かせない活動であると思っている。生物の多様性はほぼ無批判に尊重され(ているような気がす)るのに、人間活動の多様性はどうして役に立つか立たないかで議論されるのだろうかと疑問に思っているが、それは我々が資本主義社会の中で生きているからなのだろう。

08/28 堺市

  K. 如才 と 大阪府堺市 に行った。 前回の 造幣局 は思いのほかつまらなかった。大阪には あの火力発電所 のようなエキサイティングな場所は無いのかと探したところ、 大阪ベイエリア・堺次世代エネルギーパーク という、再生可能エネルギー関連施設が集まっている場所を見つけたので、そのうちの1施設にK. 如才と行くことにした。 いつもは、如才が場所を見つけて予約等の面倒な作業をしてくれるのだが、今回は僕が見つけたので僕が予約をした。もともとは隣接する2施設の見学をする予定であったが、予約の電話をするのが面倒だった(*1)のでだらだらしていたら、片方の施設は予約するのが遅かったせいで行けなくなってしまった。 (*1) ちょうど夏季休業の時期であったため電話が通じなかった、というのもある。 1施設しか行けなくなってしまったため、午前中は 古墳群 を見に行くことにした。古墳群を見に行こうと思ったのは地図を見て目に入ったからである。調べてみると古墳群は僕が知らない間に 世界文化遺産に登録 されていたので、観光客が多かったら嫌だなと思っていたが、行ってみるとそんなことは無く、人もいなければ土産物屋もない、非常に良い保存状態であった。あの状態を維持してほしい。肝心の古墳は、大きいというより広いという表現が正しく、それを巨大な墓だと認識するのは難しかった。 午後はバイオエタノール工場の見学に行った。回収した木くずを使って発電したり、エタノールを作ったり、固形燃料を作ったりしているらしい。廃棄物として受け入れた木くずからバイオエタノールを生産しているという点で、珍しい施設なのであるが、バイオエタノールそのものがあまり売れていないらしく、やめた方が利益が出るが諸々の理由から仕方なくバイオエタノールの生産を続けているということであった。僕らは最寄りのバス停から工場まで3.8 km歩いたのだが、案内してくれた方は、勤務しはじめた最初の一週間くらい、最寄り駅から片道6.5 kmを走って通勤していたと言っていて、よう一週間も続いたなと思った。 今回の工場見学は、あの火力発電所ほどのエキサイティングさは無かったが、内容に深さがあったので良かった。バイオエタノールは一時期よく名前を聞いた気がするが、現状は厳しいようだ。 お...

次期メインスマホ

  そろそろスマホを買い替えたいなと思っていたりする。 現在のメインスマホは、過去に 記事 を書いたときと変わらず、Essential Phone である。このスマホは今でも気に入っているのだが、もう発売から2年経っているので最新のSoC と比べると処理能力の差を感じるし、たまにフリーズするのも気になってきた。今使っているsimカード の、IIJ (docomo) の通信速度が落ちてきているように感じるので、他社への乗り換えを考えているのだが、この機会にメインスマホも買い替えたいなと思っている。 僕がメインスマホに最低限求めるものは、処理能力とデザインである。その他に、Essential Phone には搭載されていないが、画面内蔵指紋認証とFelica はあったらいいなと思っている。この記事は、これらの機能を中心に、気になっているスマホを並べ立てる記事である。 1) ZenFone 6 (ASUS) 処理能力、バッテリー、カメラ、画面サイズは文句なしのハイスペックで、その割に低価格という、ZenFone らしいZenFone。先代のZenFone 5z はiPhone X の真似をしたようなデザインと機能でがっかりしたが、ZenFone 6 はノッチのない全面ディスプレイ (オールスクリーンナノエッジディスプレイ) とフリップカメラを搭載し、フリップカメラによる新しい写真撮影体験ができるという、先進的な面白いスマホになっている。ASUS のロゴが若干気になるもののデザインは悪くないのだが、背面指紋認証でFelica 非搭載なのが残念。 2) Black Shark 2 (Black Shark) いわゆるゲーミングスマホ。Black Shark 社はXiaomi の関連企業。Snapdragon855搭載なのはもちろん、RAMは最大12GBでさらに液体冷却システムを搭載しているという、よくわからないほどのハイスペックスマホ。しかも低価格。表面のディスプレイは上下のベゼルがほぼ同じ幅できれいに整っている一方で、裏面はごつくて、かっこいいともとれるが、長くメインスマホとして利用するのには若干抵抗のあるデザイン。慣れれば問題はないだろうが。画面内蔵指紋認証を搭載しているのがポイント高い。Felica 非...

7月

  更新をさぼっていたら、月末になってしまった。 更新していない間に誕生日があり、23歳になったらしい。18歳だとか21歳と言うとなんとなく若い感じがするけど、そろそろ、若くもないし面白くもない数字になってきたと感じる。今年の誕生日は海の日だったので、僕の誕生を祝う祝日であるぞ、と積極的にアピールしていたら、その甲斐あって誕生日を祝ってもらえて、プレゼントもいくつか貰ってしまった。誕生日をアピールするのは重要である。毎年、アピールしなくても僕の誕生日を祝ってくれる友人がいて、祝ってもらうごとに、来年は彼の誕生日をお祝いしよう、と思うのだが忘れてしまうので、自分だけ祝ってもらって申し訳ないなと毎年思っている。 いくつかのレポートと研究会を乗り切れば、ついに夏休みだ。夏休みはやりたいことがたくさんあるので、楽しみである。そうはいっても、やりたいことのうち3割くらいしかできないだろうというのはわかっているけれど。 ただ、夏休みが過ぎてしまっても、来学期は授業が減るし、来年からは授業がほぼ無くなってM1B4セミナーの担当も無くなるので、ずっと夏休みみたいなもんであろう。そう思うと今学期は頑張ったなと思う。 今月はずっと更新できていなかったので今日は夜更かしして書いているけど、時間をかけてもうまく文章が書けない。思いついたネタを以下に列挙するので、次回以降に書く。 ブログタイトルの統一性、vaio a12のレビュー、ハイエンドゲーミングスマホが気になる、Sailfish 3.1.0 アップデートを受けてスマホの使い分けを考える、Sting "My Songs tour" 日本公演があってうれしい、欲しいキーボード、研究用PCの次のOS

6/24 造幣局

  6/24に K. 如才 (以下、K)に誘われて造幣局に行った(当日についてのKのブログ: 6/24 - 6/27: 造幣局/銭湯/植物園 )。 造幣局自体は、あまり面白くなかった。僕はお金が好きだが、貨幣を作る過程は大して興味をそそられなかった。技術的な細かい話がもっと聞けたら良かった。僕は貨幣よりも紙幣のほうが好きなので(価値が高いから)、国立印刷局の方が楽しめるかもしれない。 自分のブログへのアクセス統計を見ていると、ほぼ毎日1,2回ずつ 院試と今後について へのアクセスがあるので「総研大 院試」でGoogle検索したら、なんと1ページ目の一番下に、このページが表示された(yahoo, bing, yandex, duckduckgo, ecosia では1ページ目には表示されなかった。ちなみに僕は普段はecosiaとgoogleを併用している。)。一年前の僕は、今の僕が大阪にいるとは思ってもみなかった。面白いものである。

いろいろ

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  いろいろと書く。 1.5月末あたり、なんとなく疲れを感じていて、睡眠が足りないのかと思ってたくさん寝た。体の疲れが取れても解決しないので考えてみたら、原因はお金がないことだとわかった。 2.寝ても寝てもねむい。おとといは吐きそうなくらい眠かったからたくさん寝たけど、昨日はそれでも眠かった。 3.僕はボケ側なのであるが、ツッコミもできるようになったほうが、ボケのレベルも上がるだろうと考えて、友人にボケてもらってツッコミの練習をしている。ボケよりツッコミのほうが簡単だろうと思っていたが、ツッコミは難しい。ボケ側の振りに応じて、文脈を踏まえたツッコミを間髪入れずに入れるのは訓練が必要そうである。文脈を読むところは僕の得意とするところではあるが、いくつかのツッコミ候補の中から最適なものを瞬時に選ぶのは難しい。ただ、それ以上に訓練が必要なのは、自分のツッコミに自信を持てるようになることだろう。ツッコミには瞬時の判断が必要で、巧緻であることよりは拙速であることが好まれる。そのため、客観的に文脈から丁寧に判断するより、ある程度独自の解釈を交えながらツッコミを生成することになるが、そのツッコミをぶちかますには経験と自信が必要だと思われる。その上、ボケとは違ってツッコミは自分でタイミングを選べないし、ボケ以上に滑りづらいので、なかなかシビアな世界である。 4.ブログとホームページの更新が滞っているので、9月にサーバーの契約がいったん切れるときに、ブログはどこかに移行してホームページはやめようかと考えたが、移行するのが面倒だし、どうしようかと考えている。bitbucket.io のページは検索しても全くヒットしないので、qiita に移すのがいいかなあと思っている。 5.登山を趣味にしたいとか言ってたけど、全く行ってない。時間以上にお金がない。 6.次の8月でEssential Phone 発売から2年である。そろそろ次のスマホが欲しい。次の端末として一番気になっているのは、Xperia 1 である。近年は不調であったが、今作はSony らしいかっこいいスマホになった。他には、スマホを買うときに毎回候補に入るが買ったことの無いZenfone シリーズのスマホや、性能も見た目も良いがお値段がお高めなので敬遠してし...

楽しい人生

  なんとも恐ろしいタイトルになってしまったが、大した話ではない。 まれに、人生楽しい?と聞かれることがある。僕はそういう時はいつも、楽しいと答える。何が楽しいかと聞かれると難しいが、少なくとも楽しくないと答える理由は無い。 だが、そう答えると、僕が人生を楽しんでいるのを羨ましがられることもある。どうも彼らはいろいろ忙しかったり辛かったりで、人生が楽しくないらしい。僕は、人生のスケールから考えれば、今つらいからといって人生が楽しくないとまで言わなくてもいいのではと思うが、そうではないらしい。 ともかく、僕は人生を楽しんでいるので、人生は楽しいと答えるのだが、もしかすると僕は人生で体験すべき苦しみを見逃しているのではないか、と思うことがある。なるようになる、なったようになった、という考え方をしてしまいがちで、これまでの人生とこれから予想されている未来を正しく評価できていない、あるいは評価することを避けているかもしれない。冷静に見つめなおしてみれば、世の中つらいことだらけだ。 僕は、広い意味で経験を積み重ねることを人生の目標にしているから、自分で自分の視野を狭めて苦しみから逃れてしまっているのは良くないと感じる。今の僕は精神的に安定した状態にいるが、いろいろなことに無感情になってしまっているから、刺激を受けてもそれを受け流してしまって、上の状態へ遷移できない。 そういうこともあって、人生は楽しいと言うときに引っかかるものがあって、声のトーンが少し低めになってしまう。推敲が足りないので、そういうことってどういうことかよくわからないかもしれないが、今は人生を楽しんでいる。

優先順位

  忙しい気がするけど、忙しくしているだけで、忙しくないかもしれない。 一度忙しいと感じだすと、いろいろなことがやらなければいけないタスクのように感じられて、余計に忙しく感じてしまう。僕は大学院生なので、研究と勉強を第一にと考えているけど、そうやって他のことを後回しにしていると、面倒くさい仕事が溜まってきて良くない。研究と勉強を進めたいのはやまやまであるが、たとえば今日は何をしようかと考えるときは、済ませられる作業を優先してやってしまったほうが後々気が楽になって、全体として効率が上がる気がする。 文字に起こしてみると、そらそうやな、という感じがする。

新年度

  新年度でいろいろあったが、ブログに書くネタになることはあまりないので困っている。 3月半ばから研究室に通っていたが、4月から正式な所属となり、学生証も手に入れたので、夜間休日にも研究室に出入りできるようになった(学生証が無くても”出”はできるが)。毎日特に予定もないので、8時に起き、9時半くらいに大学に行き、11時半くらいに帰ってきて、1時半くらいに寝る生活を繰り返している。理論の研究室なので行かなくてもいいのだけれど、家にいてもすることがない(あるといえばある。ベースの練習をしたり、YouTubeを見たり、掃除をしたりするなど)ので毎日通っている。以前にも同じようなことを書いた記憶があるが、月に二回くらいはブログのネタになるようなことをしたり考えたりしたいものだ。とはいえ、ブログを書くために何かをするようになってしまったら本末転倒ブロガーになってしまうので気を付けたい(具体的に名前を挙げたりはしないが、INTERNETにはそういったやつらが散見される)。とりあえず、GW中に登山に行く予定があるので、行ったらその記録を書こうと思う。 僕は話す書くといった表現をするのが苦手なので、文章を書くトレーニングとしてブログを書いているという面もあるのだが、このブログを書いてきて文章を書くことに対する苦手意識が減ってきたように感じる。先日、奨学金申請書類を書いた時も、以前であれば400字の枠を埋めるのに2時間くらいかかっていたであろう所を30分程度で書くことができた。申請書類を出したので後は申請が通って全免を取るだけだ。 研究室に通い始めて1か月半程度であるが、だいぶ馴染めてきたように感じる。自分のキャラ付けの要素を小出しに出していく塩梅が良かった。我ながらこういったところのバランス感覚はうまいと思う(たまに、僕のこういった部分は”ずるい”と評されることもある)。なお、僕の現在の研究室内でのキャラは、多趣味オタクキャラである。 研究室にはうまく馴染めてきたが、研究室以外のコミュニティに所属していないし、大学内での他の友人付き合いもないのが、少し不安ではある(正直言うと、現状問題を感じていないので僕としては大丈夫だと思っているが、研究室外にも人づきあいがあるほうが良いとしばしば指摘されてしまうので、研究室外にも人づきあいがあった...

2019/03/31 六甲山

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  六甲山に登った、そこに六甲山があったから。 大阪に引っ越してきて良かったことの一つに 山が見える というのがあります。 大学から見た六甲山 毎日山を見ていたら登りたくなったので登りに行きました。 六甲山の登山ルートを調べると南か北から登るルートがよく出てきますが、いつも見ている東側から登りたかったので、宝塚駅から出発して六甲山頂を目指しました。もう山が見えているし10km程度なので電車なんか乗らずに家から歩いて行こうかと考えましたが、山に登る前に疲れてしまっては良くないと思ってやめました。 登山ルート 登山ルート スマホGPSで登山ルートのログを取っていましたが、山頂が寒く2連続で強制シャットダウンしてしまったため登りのデータが消えてしまいました。登り15km、下り7km程度のコースでした。 登りの登山道の入り口は住宅地そばにありました。 登山道入り口 大阪平野北部は平らで高い建物が少ないです。 大阪平野 手前が宝塚市街、遠くに見えている高い建物は多分千里中央、その手前にある森のあたりが大学。 大平山を経て六甲最高峰に至る 登山道 最初のほうはまだ余裕だったので写真を撮ってましたが、途中から全然写真が無いです。登山道は迷うことはあまり無かったのですが、全部が上の写真のように登りやすく整備されていたわけではなく、傾斜が非常にきつい箇所がいくつかありました。 宝塚駅から15kmを4時間かかって六甲山最高峰山頂に着きました。山頂は寒く、雪が降ってました。 六甲山最高峰931m 山頂に着いたのは15時ごろになってしまったので、下りは最短コースで下りました。 イノシシ 下りでイノシシに遭遇しました。唐突にこのサイズの野生動物に遭遇すると怖いです。多分こっちに気づいていたけど、完全に無視されて傷つきました。 芦屋市街 下りは7kmを2時間かけて下り、芦屋川駅から帰りました。とても疲れたので、行きは宝塚まで徒歩ではなく電車で来て良かったと思いました。 下り断面図 自然の中を一人で歩くのは気持ちが良かったです。運動の習慣がなく、自宅と研究室に引きこもってしまいそうなので今後...